飛騨高山よしま農園の風景 › 無添加お漬物
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2018年03月21日

HACCP認証されました【よしま農園加工施設】

岐阜県HACCPの認定式があり、県庁へ行きました。

HACCPとは、食品加工施設において
衛生管理と危害要因を徹底管理された食品衛生の認可制度です。

食品の安全性が求められるいま
よしま農園の加工施設が認定を頂きました。

実地の運用が大切なので、
これまでの農園スタッフの
食品加工運営の努力の積み重ねによるもので、
とても嬉しい認定書授与式でした。




古式製法をまもりつつも、最新の衛生管理が整うように、

そして、食品の安全性がより一層実現するために、
これからも品質を高める努力を続けてゆきたいと思います。
  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 12:37Comments(0)無添加お漬物

2018年02月21日

フランス行き漬物【輸出】みょうが漬・らっきょう漬

よしま農園お漬物として、

今回はフランスへ
茗荷漬け、らっきょう漬けが旅たちました。

日本らしい素材として代表されるものですね。

フランスの食品法に則った一括表示を貼付して、
準備しました。

赤かぶ漬けに続いて、新しいものが新しい世界へ行くので、
とても嬉しく、ワクワクします。



みょうが漬け らっきょう漬け 無添加 よしま農園

フランス向け食品表示法の一括表示




【これぞ日本を代表する素材】

らっきょう・・・
特によしま農園のらっきょう漬けは、発酵でうまれる甘さを大切に、一般的なような甘酢漬けではないのが特徴です。市販品はほとんどが甘いのが現実ですが、甘くない爽やかさならっきょう漬けは、ひとくちでもほかの料理の邪魔をしない上品さあります。

みょうが漬け・・・

そのまま小鉢に盛りつけて料理の一品に。また、鰹節やほかの料理材料とあわせてアレンジも。シンプルな味わいを大切にしているので、料理のアレンジの幅が大きく広がります。

フランスの皆様に受け入れられるよう、楽しみにしています。
  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 13:35Comments(0)無添加お漬物

2017年11月23日

赤かぶ、ありがとう

赤かぶの収穫です。奇跡的に大きくなって、収穫でした。

無農薬赤かぶの収穫 





赤かぶ雪のなか

木桶たちがいきいきしています。
この季節は、心弾みますね。




秋晴れは少なかったですが、
キレイな朝もありました。

秋の収穫に、ありがとう

晩秋の朝日に、ありがとう

自然のなかで感じる事のありがたさ

よしま農園の朝日
  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 19:28Comments(0)無添加お漬物農園の風景

2017年11月22日

大根ありがとう

今年は、大根が豊作! 雪が降らないうちに、凍らないうちに、
急いで収穫して、人気のたくあん漬けにするために大忙しです

うれしい大根収穫 無肥料自然栽培

スタッフの皆さんも寒い中、どんどん収穫すすみます。

「収穫って、楽しいですね!」

寒い中でも、心のなかは、ホクホクです。

「大根たち、ありがとう、ありがとう」

声かけながら、引っこ抜いてきます。


収穫した大根を1本1本、どんどん洗ってゆきます



美味しいたくあんになるためには、
しっかり天日干しです。
キレイに並んでいると、
かわいぃ~face05

たくあん大根の天日干し

畑にいる姿は、とてもガッツリどっしり、
大地から、たくさんの力もらってるんだね。

無肥料自然栽培無農薬大根 よしま農園

  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 18:49Comments(0)無添加お漬物農園の風景

2017年11月04日

もう11月・漬物仕込みと畑

11月になると、赤かぶ漬けの仕込みが始まります。

農園から望む山々が白く雪が積もりはじめ、
冬が近いことを知らせてくれます。

農園の冬支度もはじまりながら、
収穫をまつ野菜たちの収穫もあり、
忙しく毎日が過ぎてゆきます。

【11月の畑 赤かぶ】


収穫をまつ、赤かぶ畑 
寒さがあっても、大きくなる。
赤かぶ畑

ニンニクも種納めました。
ここから、はじまり、翌年6月収穫です。

無農薬無肥料自然栽培 にんにく

今年初 落花生。
収穫量は少なかったですが、
新しい出会いに喜びも


無農薬自然栽培らっかせい

秋晴れ青空は、どこまでも青い
秋晴れ


【赤かぶ漬け込み始まります】

赤かぶの入荷が始まり、
一斉に漬け込みます。

飛騨赤かぶ

樽たちも、新しい漬け込みに心弾みます



古式のなかにも、衛生的に白い白衣で
なんだか、面白い。この姿、自分でも笑えてきますface02


  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 22:17Comments(0)無添加お漬物農園の風景

2017年10月18日

赤かぶ漬けが、フランスへ初輸出

よしま農園のお漬物が
フランスへ輸出されました。


代表するのは、赤かぶご飯の素と、からしキュウリ漬けです。

初出荷で、新しい世界に飛び込むようで
ワクワク、嬉しいです。

現地の販売店でのお客様のお声がどうなるか・・・
楽しみです。



赤かぶ漬けと、パンは、とても相性が良いのです。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。

驚きの味に、ビックリします。







飛騨高山グルメグランプリで発表された、
パヌーヴさんの新作も、
パンに和食の素材たっぷり、
そのうえにアクセントとして
赤かぶ漬けがあって、

その斬新さに驚きと美味しさいっぱいでした。
飛騨牛みそ焼きドッグ 赤かぶ漬け入り

日本のお漬物の可能性は、
これから世界に広がるなんて、
大きな夢を抱きながら、

これからも取り組ませて頂きたいと思います。


  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 18:37Comments(0)無添加お漬物

2016年11月16日

晩秋野菜と赤かぶ漬け込みシーズン

こんにちは。飛騨高山よしま農園です。

11月といえば、赤かぶ漬
漬け込みシーズン最盛期です

畑では晩秋の野菜たちが育ちます。

赤かぶが育ちます






【赤かぶ漬け込みです】

文化財的風景の伝統製法



深紅の色は、乳酸発酵から生まれます




畑の野菜たち

長雨の9月を頑張ってのりきって成長してきたね。







農園から見える山々は、
紅葉が終わり、白く雪が積もり始めます



  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 20:31Comments(0)無添加お漬物農園の風景

2015年11月22日

赤かぶ漬仕込み最盛期

飛騨高山よしま農園です。

いつもより暖かい秋ですが、
赤かぶ漬の漬け込み最盛期を迎えています。

飛騨の秋ですね。

【毎日、大量の赤かぶが】

飛騨赤かぶ


【木樽での伝統製法風景】

こんな風景が加工場では見られます。

伝統製法の証明でもあり、
無添加漬物ができる理由でもある、
この樽たちのおかげで、
毎年、赤かぶ漬が漬けあがります。




樽のなかから、発酵のポコポコという音が鳴り響き始めています。




よしま農園では、自社農園だけでは生産ができないので、
契約農家さんからの赤かぶで仕込まれています。
畑ではとてもキレイな風景が見られます。


飛騨高山赤かぶ畑風景









飛騨赤かぶ

【文化財を扱う仕事】

樽のなかには、制作された当時の年号などが記されていることがあります。
なかには、天保時代(江戸末期)ころの樽も確認されています。

伝統製法の背景には、文化財的な存在があり、
毎年、心ひきしまる思いで、この製法を続けられて
とても喜びと有難さを感じています。






山々には、もう雪が積もり始めて・・・



  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 11:35Comments(0)無添加お漬物

2015年04月06日

生きる漬物


ポコポコ♪deco9

春になった、飛騨高山、

この季節になると、

漬物熟成樽のならぶ加工場には、

ポコポコと、音が鳴り始めます。


【なんの音でしょう?】


生きて、発酵する漬物たち


暖かくなって、漬物たちが樽のなかで、
発酵しはじめる音なのです。

寒い冬は静まり返っていたのですが、
乳酸菌はしっかりと冬をのりこえ、
春になってから活動が活発になってきました。

乳酸発酵の様子 漬物

【生きてる漬物】

ポコポコと、気泡が持ち上がってきます。

生きて、元気に発酵しはじめますが・・・

元気すぎては、肝心の漬物が、
発酵しすぎて、いたんでしまうこともあります。

乳酸発酵から、酵母発酵、そしてアルコール発酵にまでススミます。

この発酵が、無添加でも、
お漬物が旨みをだしていく仕組みです。

ちょうどよいときに、樽出しをします。

樽と、季節と、乳酸菌たち・・・
そのはたらきを感じるとき



【みきわめる とき】



deco10耳を澄ませて、春の音を感じ・・・

音の様子で、樽のなかの発酵を感じ・・・

発酵の具合で、熟成を知るのです




  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 20:08Comments(0)無添加お漬物

2015年03月17日

たくあん漬と、天然酵母の関係


【たくあん用、干し大根】


三重県、豊和ファーム 村山さんの干し大根届きました。

村山さんは、10年近く、無肥料無農薬無堆肥栽培
実施されている農家さんです。

今年春の、たくあん漬け仕込みです。
(すでに製品化されているものもあります)



真冬の飛騨高山では、凍り付くので、
たくあん用大根は干すことができませんが、

村山さんの農場で収穫から寒風干しまで
ていねいに仕上げて頂いています。



【自然天日干しが良いのは・・・?】


天日で干していると、寒風のなか、
大根の表面に、天然酵母菌がついて、
それがお漬物として熟成するときに、

なんともイイ旨みが出てくるのです。

米ぬかの乳酸発酵と、
天然酵母のはたらきで、


シンプルで無添加でも、
なんとも爽やかな旨みがでた
たくあん漬けになります。

そして、とってもやさしい黄色も特徴です。





本物たくあん 

着色の黄色でごまかさない・・・
砂糖や化学調味料でごまかさない・・・

できた たくあん漬けは、
優しく仕上がってきます。

調味料の、ガツンとくる味はないけど、
「また、たべたくなる」、「ついつい食べたくなる」
そんな、控えめな味でいい。





自然栽培お漬物

高山市 駿河屋アスモ店で販売中

通販サイト 「無添加生活」さんで、
本日より販売はじまりました。

  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 18:08Comments(0)無添加お漬物

2015年03月13日

駿河屋アスモ店で販売


高山市民の皆様へお知らせです。

高山市スーパーマーケット

駿河屋アスモ店様にて、
定番商品として、

自然栽培 昔漬物【たくあん漬、赤かぶ漬】

本日より販売はじまりました。





自然栽培お漬物


【自然栽培・昔漬物】

deco4肥料農薬堆肥を使わない栽培原料で
deco5砂糖、化学調味料等を使わない昔製法


本当のお漬物を知ってる方なら・・・
(昔と変わらない製法と味)

とことん、安全性を追求したい方なら・・・

ひとくち食べたときに、
心と身体にどこか落ち着くような、
満足感と、喜びがあれば嬉しいです。






今まで、ネット通販か県外自然食品店限定で販売されていた品物を、

地物の飛騨高山の皆様へ手に取って食べて頂ける機会を頂き、
製造元として、とても嬉しく、感謝申し上げますanimal05

  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 15:13Comments(0)無添加お漬物

2015年03月10日

自然栽培・昔漬物

今年も、じっくり冷え込んだ冬だった、飛騨高山。

2月は氷点下の日も続き、
飛騨高山らしさがありましたね。

それでもいつもより暖かい冬だったような?


【寒さが、有難い恵みです?!】

冷え込みも、漬物屋にとっては恵みです。
晩秋の11月から12月に一斉に漬け込まれた野菜が、

じっくり氷温の冬で、
じっくり熟成されて・・・


この春を迎えようとするときに、

いよいよ樽出しはじまりです。

自然発酵熟成を大切にする製法は、

この自然の天候が最大の味方です。





【自然栽培お漬物】


季節ごとにお漬物の種類がありますが、



自然栽培お漬物が樽出し、製品化が進み始めました。

特に原材料から、
肥料農薬堆肥等を使用しない農産物を利用しています。



【昔漬物?】

近年、甘いだけの漬物、浅漬けでサラダのような漬物が多い中、

塩が効いて、乳酸発酵熟成で、

「うんめぇ~~~~」と、

うなり声があがってしまうような、

古典的なお漬物として仕上げています。
そんな、昔漬物を求めている方は、いらっしゃいませんか?

よしま農園の通販のファンの方々は、
そんな昔漬物のファンであり、リピーターさんが多いのです。


特に、自然栽培原料お漬物は、限定品になります。

近日中に販売はじまります。

お求めは、よしま農園ネットショップほか、

各県、自然食品取扱い店(取扱いご希望店様はお問い合わせ下さい)

高山市内小売店(駿河屋アスモ店様、まるっとぷらざ様)







自然栽培お漬物
  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 09:26Comments(0)無添加お漬物

2014年11月09日

赤かぶ漬 日本美を感じる

長雨天候不順の夏から、一転して、
秋はとても心地よい天気が続きました。

今年の赤かぶは、豊作のようですface02


【飛騨高山 赤かぶ漬 漬けこみ最盛期】

赤かぶ漬樽



【和の美を感じる漬けこみ風景】

木樽の風景、とてもきれいです。

昔からのものは、
古風な美しさを感じます。

飛騨高山 赤かぶ漬け樽





漬物石



漬物石も、天然石。
ひとつひとつ、すべて形も重さも違うのを、
その個性を確かめながら、
微妙な重さを調整しながら、
整えてゆきます。

飛騨高山 赤かぶ漬け樽



この状態から、

じっくり発酵熟成で、氷点下の冬をこれから迎えます。


この風景は、ホントに文化財的風景として価値があるのです。
一般メーカーでは、このような木樽を使用して、
漬けこみをされているところはほとんどないのです。

木樽は確認されているもので、
江戸時代からのものが、
現存して活躍しています。

製法もまた、化学添加物等をつかわない、
昔のまま、そのまんま、伝統製法です。


飛騨赤かぶ



毎日、次から次へと入荷してくる赤かぶを、

洗っては、漬けこみ、
力仕事ですねhand&foot09



詳しく、漬けこみについて
    木の樽ストーリー
    別サイトでリンクから




  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 12:43Comments(0)無添加お漬物

2014年11月01日

赤かぶ漬け込み始まり

忙しい日々のなか、

ブログの更新がなかなかできない日が続きました。

ようやく更新です。

朝霜がおりはじめ、
うっすら氷も張るこの季節ですdeco9



11月になれば・・・

【飛騨高山・赤かぶ漬 漬けこみ始まりました】



これから毎日、どんどん収穫したての赤かぶが入荷します。

次々にはいってくる赤かぶですが、
次々に仕込みを進めます。


赤かぶ漬け準備 木樽

木樽は、1年に一回の蔵出しをして、
キレイになってから、
再度メンテナンス
をしながら、
これからの赤かぶを漬けこまれていきます。


【木樽の命をつなぐ作業】

木樽は、まるで生きているようです。

お漬物が漬けられないと、
木が極端に乾燥してしまい、
水が漏れる桶になってしまいますemotion06

毎年、お漬物をつけられるからこそ、
木樽は、樽として役目を続けられるのです。

1年に一度、たっぷりの水を張り、
たっぷり水を吸収してから、
赤かぶがはいります。

柿渋を塗り、タガがゆるければ、
しっかりと締めなおします。



よしま農園で保存使用されている木樽は、

江戸時代【天保】からのものがあります。

上の写真のように、

木樽の底には、
その当時、購入された年月、氏名などが
墨字で記されているものがあります。

毎年、毎年つづく作業が、

木樽のいのちをつないでるんです。

木樽・道具は、人が心をかけ、
使い続けることで、生きられるのですね。



伝統文化財的なお漬物
  赤かぶ漬けができる背景です。






  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 22:08Comments(0)無添加お漬物

2014年05月06日

時代おくれの漬物屋

先日、とても嬉しい出会いがありました。

それは・・・

時代遅れの漬物屋どおしの出会いです。

最先端とは真逆face08ですね。


【時代おくれの漬物屋?!】

よしま農園は、元来農家としてその延長として、
漬物製造にとりくんできました。

その製造は、「味の文化財」と呼ばれるほど、
コテコテにこだわった?・・・というか、
昔も昔・・・古くから変わらない製法を復活させ、守っています。

その製法の詳しくは→よしま農園サイトへ


飛騨高山は、赤かぶ漬の超有名な産地です。
今でも全国のお客様が、
「あの、赤かぶ検事の赤かぶですね!」

そのように言われますが、
その歴史は江戸時代、室町時代とまで言われています。
(飛騨紅カブという品種は、室町時代からと言われる品種)


農園主は、漬物製造にあたって、
飛騨高山の赤かぶ漬が、お土産品の代名詞になってきたころから、
工業生産的な大量生産方式で、
その味も、化学調味料をベースにした味に変化し、
本来の赤かぶ漬の味が変わってしまっていることに、
大変危惧し、残念に思い、

よしま農園 飛騨高山の赤かぶ漬

本来の飛騨高山の赤かぶ漬を伝えたいと願ったのが
園主が漬物製造に力をいれはじめた原動力になっています。

本来の赤かぶ漬を求めるなかで、
それを商品化することの難しさを痛感しながら、
その壁をひとつひとつ乗り越えながら、
古来の製法と味のなかに、
それを現代風に、商品化する工夫があります。
飛騨の赤かぶ漬ほか無添加漬物よしま農園



化学調味料をつかわないこと・・・・
着色料・保存料等をつかわないこと・・・
(漬物といえば・・・
添加物の種類と量はとても多いのが一般的)

近代的な製法で使われるいろいろなテクニックを、
一切用いず、昔ながらの方法といえば、

それは・・・時代遅れの漬物屋ということになるのでしょうか。


飛騨高山赤かぶ漬 無添加 味の文化財



【出会いと、喜び】

「はじめまして! 時代遅れの漬物屋です」

そう自己紹介されるのが和歌山県の、
たくあん製造元・「樽の味」 細田幸平さんです。

樽の味のホームページネットショップは→こちら

よしま農園の赤かぶ漬をとても気に入って頂いていたことがきっかけで
お問い合わせ頂き、よしま農園へご訪問頂きました。


【樽の味の製法とこだわりは】

(樽の味 WEBサイトより)

私達の主力商品の沢庵のパリッコリッとした歯ごたえのある触感は大根を天日干しと呼ばれる方法で乾燥させることにより生まれます。大根を自然の力で乾燥させ、もともとの重量の5割以下まで干すことにより、大根本来の甘み、うまみをぎゅっと凝縮することができるのです。ただし、この天日干しには冬の寒風と太陽、風通しの良い広い平野という条件が必要です。こういった条件は都会ではまずできません。




無添加で漬物を製造するということ・・・
 ~それには、共通する悩みや苦労があります~

伝統的お漬物を作り続けたいと願う心・・・
 
同じ願いをもとに、漬物作りに取り組んでいる者どおし、
とても意気投合し、とても励みになりました。

規模も歴史も先輩の漬物屋さんです。

「無添加漬物は、ここまで可能性があるんだ!」
そう感じさせて頂いた出会いでした。

 
時代遅れの漬物屋どおしの出会い




【革新の力と、夢見て・・・】


今、世界的に見直されている日本食・・・

今、大切にされ始めている発酵食品の可能性・・・

そして、今・・・近代的手法とは違う、昔からの技法を大切にすることが、
         時代遅れではなく、これからの時代を、
         担ってゆく、最先端であることを、
    
         確信しながら、革新の力となることを夢見て、

       これからも漬物づくりを取り組ませて頂きたいと思いました。


飛騨高山赤かぶ漬 よしま農園無添加



代表的な、飛騨高山 赤かぶ漬 (よしま農園製造)
 
  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 21:07Comments(4)無添加お漬物

2013年11月22日

赤かぶ漬、仕込み最盛期

毎日本当に寒いです~!!

といっても、もっともっと寒くなる飛騨高山

長い長い冬、今年はどんな冬になるのでしょうか?

そんなことに想いを馳せながら、
畑の片づけや冬越しの準備に励んでいますanimal15


【赤カブ漬け込み最盛期】

今年は、天候不順で赤カブの出来がイマイチと言われる中

例年並みに漬け込みを進めています。

よしま農園では、契約農家さんの赤かぶをいただき、仕込んでいます。
赤かぶら を提供してくださった農家の方々、毎年本当にありがとうございます


契約農家さんが収穫された赤カブを丁寧に洗い
漬けこんで今はこんな感じ・・・


ずっしり、しっかり重石をのせてきれいに並べられた樽を見ると
何とも、神秘的な格別な思いにかられます

この光景は、本当に珍しい貴重なものなのです。
近年のお漬物メーカーは、ほとんどが工業的なので、
このような木樽を使うことがないようです。

今年も、無事漬け込みをできて、ひと安心

あとは、美味しく熟成してくれるのを待つばかりです


【いろいろな方から譲り受けた木樽】

先日樽の写真を紹介しましたが、
この樽は、いろいろな方から、家庭で使わなくなった樽を
十数年前、譲って頂いて集めたもの
一番古いものでは、江戸時代の年号が記されているものがあります。

長い歴史の中で、この樽で何が漬けられ、どのように使われてきたか

考えるとわくわくして、ロマンが感じられます

今では、桶職人さんがいないので、
桶の修理や入手が難しく、貴重なものなので、

丁寧に手入れをして使っています


柿渋をぬったり、たがを締めなおしたり・・・

樽で、自然発酵させ出来上がる赤カブ漬け


【飛騨高山ならではの食文化と伝統】

変わらない形でいつまでも守り続けて行きたい
そんな思いを抱き毎年漬け込みをしています

その背景には、飛騨高山の赤かぶ漬が、
昔本来の姿でなくなっている現状があります。

特に近年、商品化される日本全国のお漬物が・・・
化学調味料漬けになってゆく現状。
(発酵熟成をせず、調味料で味をつくる)

発酵文化といわれる日本の伝統食が、崩れていくことに、
危機感を感じるからこそ、よしま農園では、
伝統製法で赤かぶ漬をしっかり製造したいと願っています。


">→→→詳しく木樽のお話は・・・こちらから


ふだんは、自慢話をすることのない農園主ですが、
この樽の話や、赤かぶ漬のことを語り始めると、
いつもとは違い、どこか自慢げな様子です。

きっと、それは自分自身のことだからではなく、
このお漬物づくりにかかわる飛騨高山の多くの人たちの、
 「思い」が形になることだから。

そして、それは歴史と伝統のあることで、
飛騨高山の多くの人たちのお力」の結集だからこそ、

そのことを、大切にしたいという思いから、
園主は毎年、赤かぶ漬を、大切に作りつづけてゆくのだと思います。











  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 16:23Comments(0)無添加お漬物

2013年11月11日

赤かぶ漬・漬け込み

急に寒くなってきた飛騨高山です。

人参の収穫をしながら、冬が近いことを全身で感じていました。


さて、今は、畑の収穫作業とあわせて、
赤かぶ漬の漬け込みがどんどん進みます。
年間のなかでも、慌ただしく、大切なときです。


【赤かぶ漬の熟成には、木樽で・・・伝統製法】

赤かぶ漬け準備 木樽



木樽を使用した熟成赤かぶ漬が、よしま農園のとても大切な製法です。


【準備・・・水を張ることで、樽が生きかえる】

木樽は、夏の間に乾燥して、
すこし水が漏れそうになっているものがあります。
熟成部屋から外にだして、
水で満たします。

乾燥した木が水を含んで、
また漏れない樽に息を吹き返すかのようです

毎年、この作業で赤かぶ漬をつけ始めるから、
木の樽は生き続けることができるのです


【数百年生きる樽の命は・・・】

よしま農園で確認されている樽のなかには、

天保時代(江戸)の年号が記載されている、
文化財的なものさえもあります。


詳しく木樽のお話は・・・→別ページで

もっと詳しく、木樽のお話
      ・・・・自然熟成のお話、
       ・・・・・無添加ということのお話など・・・・






  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 20:46Comments(0)無添加お漬物

2013年05月29日

好評!らっきょう漬

・・・・お知らせ・・・・・



第2回森の市・主催者ブログ・・・http://granowa.hida-ch.com/

原山市民公園、9時30分から午後4時まで


飛騨高山よしま農園として、出店させていただきます

第1回につづき、2回目となりますが、とても楽しみです♪

今回の目玉は・・・?


今いろいろ検討中、また後日、おすすめ商品をご紹介させて頂きます


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今日は待ちに待った雨weather03

雨が苦手な私ですが、畑・種・苗たち喜んでいますflowers&plants12

今日、みつけた花・・・・あやめ
あやめ




農園の畑にあやめが咲いたと思ったら、高山も梅雨入りしたそうです。
“梅雨を運んでくる花”というイメージがありますね。



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【さわやか 塩らっきょう 今が仕込みシーズンです。】


よしま農園の漬物で最近人気が出てきたのが・・・ラッキョウ漬!


原料のラッキョウ、今が旬です
あいにく高山では栽培出来ないので、市場からの仕入品での仕込みです。

人気の特徴があるので・・・・

①一般には・・・・中国産のものが多い中、国産ということで、信頼もあり、
②味付けも・・甘酢漬が多い中、よしま農園では塩と酢だけでさわやか味。


☆「甘ったるくなく、すっきりしていておいしい」と、ご好評いただいています。中には、みじん切りにしてタルタルソースのようにして使われるという、お客さんもいらっしゃいます。



そんな、らっきょう漬ですが、
漬け込みまでにとても手間がかかるんです

まず、根っこと芽の部分を切り落とし一回洗って、薄皮を一つずつめくる・・・
とても時間がかかり、根気がいる作業です。

とても手間とコストがかかるので、国産らっきょうでの、製品が珍しいワケが分かります。

それでも、お客さんの喜んで頂ける声が多いので、今年も作業に励みます
ラッキョウ根切り


今年もおいしいラッキョウ漬が出来ますようにemotion01


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明日(30日)は、朝から国分寺通りにある“まちなか直売所”さんに
(9時開店、3時閉店)
よしま農園の葉物(チンゲン菜、水菜)を出させて頂いています

まだ、ときどきしか野菜の出品ができないのですが、
これからも出品のときはできるだけ、ブログでお伝えいたします。
(よしま農園産野菜は出品数が少ないので、なくなったときは、ゴメンなさい)
(野菜等、予約等受け付けさせて頂きます)




地元の農家さんが作られた野菜・加工品などいろいろ並んでいます

ぜひ、お立ちより下さい




  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 15:09Comments(0)無添加お漬物

2013年04月16日

たくあん漬

こんにちはflowers&plants9

とても暖かな陽射しを浴びて、
私の大好きな赤花・雪柳が咲いていましたflowers&plants1



小さい花が沢山咲き集う姿が
とても愛らしく、こころ和みますemotion18

2月下旬に仕込んだ、
たくあんを樽から出しました。


無肥料無農薬栽培の大根を使用しています
     (原材料は 大根、米ぬか、昆布、天日塩)
とてもシンプルなのですが、
じっくり発酵して、味に深みがあります

ほのかな酸っぱさがあります。
よぶんな調味料をつかってないので、
パンチのきいた味ですが、後味すっきり。
昔なつかしい、たくあん漬けです






*たくあん漬のお求めのご希望のときは、↓こちらから↓
http://www.h5.dion.ne.jp/~yoshima/syouhin-itiran.htm  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 15:17Comments(0)無添加お漬物

2013年03月15日

樽出し赤かぶ丸漬

こんにちはface02

今日は、我が家の一番のおすすめ・一番人気の

丸ごと赤かぶ(赤かぶ丸漬)

を紹介します。ただいま、樽出しの季節です。

この赤かぶ漬は、毎年11月ごろ1年分を木樽に漬け込みますが、
今くらいの時期から、順々に樽から出し、袋詰めして販売します。

塩・米ぬか・ごく少量の唐辛子、米酢で漬けこみますが、
とてもシンプルなだけに、調整も難しいですflowers&plants11

3か月くらい熟成して、樽からだすまで、
どのような味に仕上がっているか分からないので、
樽から出すときはドキドキします。

発酵した樽は、一番上に白い酵母膜が
はっており、ゆっくり、静かにまずその膜を
取り除いていきます。

取り除いていくと、下にピンク色の漬け汁が
出てきますが、その中に不純物が混じってしまうと
赤かぶ漬けがダメになってしまうので、
丁寧に作業をします。

そうしてようやく、樽から出し、味を見て、
納得のいく味だと一安心emotion22
後から調味料で味を付け直す事は
無添加漬物としては出来ないので、本当に緊張します。

自然発酵なので、上手く漬かっていなくて、
一樽ごと、破棄してしまわなければならないことも
ごく稀にあります。

今から順々に樽から出していくので、
出す時期により熟成具合が違い
その時々、味わいが違うのも
自然発酵、無添加の特徴ですflowers&plants12

昔からの高山の食文化が生み出してくれた、
また自然の力が生み出してくれる味
これからも、大切にしていきたいと思います。

最近、このスッパイ、赤かぶ漬ファンの方が、
増え、とてもうれしいですemotion20

我が家の、こどもたちも大好きで
目の前にすると、止められなくなってしまいますflowers&plants10


→→→もっと詳しくは・・・http://www.h5.dion.ne.jp/~yoshima/sizenha-tukemono.htm

  

Posted by 飛騨高山よしま農園 at 11:50Comments(0)無添加お漬物