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2013年05月19日

手をかけ、心をかけて

こんにちはflowers&plants9

今日の花
オーニソガラム・ウンベラタム/オオアマナ(大甘菜)
手をかけ、心をかけて



大きな株になって咲いていると、ほんとに星を散りばめたような感じですが、

夜は閉じるという特徴があります

細い緑の葉の中から咲く真っ白の花は、清楚でとっても可愛らしい・・・emotion11

午後から曇って雨が降り出しそうですが、
路地に苗を定植したり、種を播いたあとの雨は
“恵みの雨”となるので
降る前に出来るだけ作業を進めたいこともあり、
バタバタしています


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【人が手をかけないと、赤くならない】


赤シソ
手をかけ、心をかけて
梅漬けには欠かせない赤シソ・・・・苗を作り、路地に定植しますflowers&plants12


赤しそは、不思議な植物です。

赤しそは、梅などに入れるときに、葉を塩もみして、梅酢にあわせると、鮮やかな赤色が出てきます、栽培上で不思議な事があります。

それは・・・・・人がしっかり手をかけて栽培したものでないと、色がでない。

こぼれ種で、自然に芽を出して、原野のようなところで成長をはじめた赤しそは、たとえ大きく育ち、赤い葉を大きくつけたとしても、肝心の赤色が十分に出てこないのです。

昔からの農家さんの、おばあちゃんたちの言い伝えによると、どんなに自然に出た芽でも、人が一度は植えかえて、耕した畑で、手をかけてお世話しないといけないそうです。人が手をかけると、しっかりと赤色が出るそうです。


栽培するということは・・・・

自然まかせ の放任ではいけないんですね。「手をかけ、心をかけ・・・」っていうところが大切なようです。

特に人が食べるために作る野菜たちは、そういう特色をもったものが多いようです。

トマトも、放任の伸びっぱなしでは、実はつきませんし、キュウリも、人が手をかけてツルが気持ちよく伸びるようにするからこそ、キレイでまっすぐなものが実る。果物も、剪定(枝を切り整える)をして、摘果(実のなる数を調整)するから、しっかりとした実でおいしい味になる。


野菜が望んでいること・・・人と自然との接点としての農業を


農作物・野菜は、自然の野草とは全く違って、人が手をかけ心をかけることを望んでいるかのようです。

農作物・野菜は、人が関わってこそ、生きられるし、活き活き することができるような気がします。そして、その産物を食べてこそ、人は生きられ、元気になれる。だから、人は農業をするんですね。自然と人の関わりの接点としての農業には、価値があるように思います。

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Posted by 飛騨高山よしま農園 at 15:07│Comments(0)野菜さん の様子
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